日本初上陸「X Games」が千葉でついに開幕 スケボー開心那、四十住さくら決勝進出
世界最大のアクションスポーツの祭典「X Games Chiba」が22日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開幕した。気温27度の夏日の中で迎えた初日は、スケートボード女子パーク予選、BMX男子パーク予選などが行われ、日本人選手が期待通りのパフォーマンスで会場を沸かせた。
世界最大のアクションスポーツ祭典、ZOZOマリンスタジアムで幕開け
世界最大のアクションスポーツの祭典「X Games Chiba」が22日、千葉・ZOZOマリンスタジアムで開幕した。気温27度の夏日の中で迎えた初日は、スケートボード女子パーク予選、BMX男子パーク予選などが行われ、日本人選手が期待通りのパフォーマンスで会場を沸かせた。
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スケートボード女子パーク予選では、東京五輪で銀メダルを獲得した開心那が1回目からトリックを全て決める会心の滑り。1位で決勝にコマを進めた。東京五輪で初代金メダリストとなった四十住さくらもスピードに乗った滑りで次々とトリックを決め、開に次ぐ2位で通過。その他、中村貴咲、手塚まみも決勝に進んだ。
スケートボード女子ストリート予選では、15歳の織田夢海が1位、16歳の中山楓奈が2位と大健闘。東京五輪日本代表でX Gamesでは3度優勝経験のある西村碧莉も8位で決勝進出を決めた。
BMX男子パーク予選では、東京五輪で5位入賞を果たした中村輪夢が圧巻の高さを誇るパフォーマンスを披露。東京五輪で金メダルに輝いたローガン・マーティンを抑えて、1位で通過。23日の決勝ではX Gamesで初の金メダルを狙う。
この日は、スケートボード男子ストリートの練習も行われ、東京五輪金メダリストの堀米雄斗や白井空良らが登場。和やかな雰囲気でコースの感触を確かめながら、23日の予選、24日の決勝に向けて備えた。
1995年に始まったX Gamesはこれまで12か国で開催されてきたが、日本では初開催。会場となったZOZOマリンスタジアムではオーロラビジョンやDJのマイクパフォーマンス、音楽を駆使した演出がなされ、抜けるような青空も相まってX Gamesの本場・米西海岸のような雰囲気。会場を訪れた観客の中には親子連れの姿も多く、数々のアクロバティックな演技に拍手を送る姿も見られた。
(THE ANSWER編集部)