航空機乗客殴打騒動でタイソン側が主張 泥酔客に「嫌がらせされ、ボトル投げられた」
ボクシングの元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン氏が20日(日本時間21日)、航空機内で居合わせた乗客を殴ったと米メディア「TMZ」に報じられた。機内で撮影された実際の動画を同メディアが公開し話題となっていたが、タイソン氏側は21日(同22日)、「嫌がらせをしウォーターボトルを投げてきた攻撃的な乗客との事件に巻き込まれた」との声明を発表した。
泥酔した乗客と機内で揉め事、警察も捜査に乗り出す
ボクシングの元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン氏が20日(日本時間21日)、航空機内で居合わせた乗客を殴ったと米メディア「TMZ」に報じられた。機内で撮影された実際の動画を同メディアが公開し話題となっていたが、タイソン氏側は21日(同22日)、「嫌がらせをしウォーターボトルを投げてきた攻撃的な乗客との事件に巻き込まれた」との声明を発表した。
「TMZ」の報道によると、タイソン氏は背後の座席に座った若い男性とその友人に誠実に対応したものの、男性がしつこく話しかけ、挑発的な態度をやめなかったため、殴りかかったという。また、男性は泥酔していたとも記した。同メディアは公式YouTubeチャンネルで機内で撮影された実際の動画を公開。1日も経たず再生回数が430万回を超えるなど大きな注目を集めている。
米紙「USAトゥデー」は「元ボクシング王者マイク・タイソンが機内の乗客を殴る様子をビデオが示す」との見出しで記事を掲載。タイソン氏の広報担当者は同紙に対し、「残念なことに、Mr.タイソンはフライトで座っている時に、嫌がらせをし、ウォーターボトルを投げてきた攻撃的な乗客との事件に巻き込まれた」と声明を出したという。
記事によると、サンフランシスコ市警察は声明を発表。「拘束された2人のうち、一人は生命には別状ない怪我の手当を受けた後、最小限の事の次第を供述したあと、警察への協力を拒否した。2人は釈放され、この後さらなる捜査が行われる」と説明したと報じていた。
(THE ANSWER編集部)