なぜ、三塁手がそこに? “一塁線侵食”の超絶ダイブに実況も笑う「冗談でしょ?」
米大リーグで一塁線方向に上がったバントフライを三塁手がダイビングキャッチするスーパープレーが発生。思い切りの良さと広い守備範囲を発揮したシーンをMLBが「普通、三塁手が一塁線でキャッチするなんて見られない」と題して公開。投手と捕手の2人の間を猛然と横切って演じた超美技に、実況も「冗談でしょ?」と思わず笑い出してしまっている。
マーリンズ三塁手、バント小フライを一塁線でダイビング捕球、本拠地騒然
米大リーグで一塁線方向に上がったバントフライを三塁手がダイビングキャッチするスーパープレーが発生。思い切りの良さと広い守備範囲を発揮したシーンをMLBが「普通、三塁手が一塁線でキャッチするなんて見られない」と題して公開。投手と捕手の2人の間を猛然と横切って演じた超美技に、実況も「冗談でしょ?」と思わず笑い出してしまっている。
なぜ、三塁手がそこにいるのか。そう思いたくなるほどのファインプレーを演じたのは、マーリンズのマーティン・プラド内野手だ。
15日(日本時間16日)のドジャース戦。2-0で迎えた5回無死一塁の場面だった。中盤で追いついておきたいドジャースは投手のウッドが定石通りにバントに出た。その初球、内角高めの速球を一塁線に打ち上げてしまった。投手と捕手が反応。しかし、次の瞬間だった。2人の間を猛然としたスピードで横切る一人の選手がいた。三塁手のプラドだ。
猛ダッシュの勢いそのままにグラブを懸命に伸ばし、頭から飛び込んだ。そして、地面すれすれでキャッチしてみせた。捕球した地点は一塁線の間際。ライン上に横たわったプラドを打者走者がジャンプして飛び越えたほどた。プラドはすぐに上体を起こし走者が飛び出した一塁へ送球。間一髪でセーフとなったが、超の付くファインプレーだった。