菊池雄星の“指舐め”を指摘した名物審判 米紙賛同「誤審で非難されてきたが…」
米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手は19日(日本時間20日)、敵地レッドソックス戦に先発し、2回に指を舐めたとされて指摘を受けた。打者は1ボールを与えられて四球に。困惑した菊池の動画を米メディアが公開した。米ファンから「馬鹿げた判定」「正しい」と賛否の声が上がっていたが、米紙は「今回は正しかった」と報じた。
指を舐めた菊池雄星に指摘、注目のシーンとは
米大リーグ・ブルージェイズの菊池雄星投手は19日(日本時間20日)、敵地レッドソックス戦に先発し、2回に指を舐めたとされて指摘を受けた。打者は1ボールを与えられて四球に。困惑した菊池の動画を米メディアが公開した。米ファンから「馬鹿げた判定」「正しい」と賛否の声が上がっていたが、米紙は「今回は正しかった」と報じた。
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投手の動作を見逃さなかった。1-0の2回無死走者なし。フルカウントから菊池がセットポジションに入ろうとしていた時だった。左手でユニホームを触っていた途中で口元に触れたようだ。すかさず一塁塁審がコール。1ボールを与えられた打者は一塁へと歩き出し、菊池は困惑した表情を浮かべた。
このシーンの動画とともに、米紙「ニューヨークポスト」が記事を掲載。「ユウセイ・キクチがマウンド上で指を舐めていたので、エンジェル・ヘルナンデスが打者に出塁を宣告」との見出しで報じた。一塁塁審を務めたヘルナンデス氏は、ストライク判定などへの誤審が度々クローズアップされてきた名物審判だ。
今回の判定にも米記者やファンから「エンジェル・ヘルナンデスはいつもこうだ」「馬鹿げた判定」「正しい」と脚光を浴びた。しかし、ニューヨークポストの記事では「ヘルナンデスはこれまで何年も誤審で非難を浴びてきたが、今回は正しかった」と強調。さらに野球規則を用いながらこう説明している。