試合中に相手打者を指導 ヒットを打たせた少年捕手が米国で話題「最も心温まる映像」
大リーグ(MLB)で盛り上がっている米国で、少年野球の感動的なシーンが大きな話題を呼んでいる。試合中、全く打てる様子のなかった打席のちびっ子に、同年代の相手捕手が指導。その直後の投球で見事にヒットを放った。米レポーターが実際の映像を紹介すると、「これのすべてが最高」「スポーツマンシップはまだ生きている!」などとコメントが集まるなど、340万回以上再生される大反響となっている。
少年野球でのワンシーンが340万再生の大反響
大リーグ(MLB)で盛り上がっている米国で、少年野球の感動的なシーンが大きな話題を呼んでいる。試合中、全く打てる様子のなかった打席のちびっ子に、同年代の相手捕手が指導。その直後の投球で見事にヒットを放った。米レポーターが実際の映像を紹介すると、「これのすべてが最高」「スポーツマンシップはまだ生きている!」などとコメントが集まるなど、340万回以上再生される大反響となっている。
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心温まるシーンだ。打席に立った白いユニホームの少年。まだぎこちないスイングのため、打てる気配がない。2球空振りが続いた直後だった。キャッチャーを務めていた相手の少年が近寄り、バットと腕を触りながら指導した。このおかげか、次の投球を見事に捉えると、打球は三塁方向へ。見事ヒットとなり、一塁を駆け抜けた。
勝ち負けだけではないスポーツの大切さを教えられるようなシーン。米ネットメディア「ウイスキー・リフ」は「リトルリーグの捕手が苦しんでいる打者を助ける。今週最も心温まる映像」と見出しを打って記事を掲載した。
記事では「アベリーという名の子どもが打席で少し苦しんでいるように見えた。彼の家族はバットを短く持ってと助言を送っているが、聞こえていない」「しかし、相手チームの捕手が彼を手助けしたのである」と状況を説明。「捕手は立ち上がって、アベリーのバットを持つ位置などを修正した」「次の球で三塁方向へゴロを放ち、単打を放った。彼の家族も大喜びである」と紹介した。
また米カリフォルニア州地元放送局「KEYT-TV」のレポーター、リード・ハーマン氏が実際の映像をツイッターに公開。「これこそが全て」と紹介すると、動画は340万再生を超える大反響に。「スポーツマンシップはまだ生きている!」「いい少年だね」「胸がいっぱい」「このすべてが最高」「もう1000回は見た!」「捕手は生まれながらのリーダーだね」などと米国のユーザーからのコメントが相次いでいた。
(THE ANSWER編集部)