佐々木朗希、米投球分析家が160km超ストレートより驚いた一球「安打不可能」「狂気だ」
プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手は17日、日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発登板し、8回無安打無失点と打者24人をパーフェクトに封じた。プロ野球28年ぶりの完全試合を達成した10日のオリックス戦に続く圧巻のピッチング。米メディアからの注目度も増している。
17日の日本ハム戦は8回打者24人をパーフェクト投球
プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手は17日、日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発登板し、8回無安打無失点と打者24人をパーフェクトに封じた。プロ野球28年ぶりの完全試合を達成した10日のオリックス戦に続く圧巻のピッチング。米メディアからの注目度も増している。
2試合連続の完全試合という、空前絶後の大記録も夢見させた。佐々木朗は最速163キロの直球と高速フォークを軸に、この日も相手を寄せ付けない好投。8回を投げ終えて102球に達し、味方の援護なく0-0で降板したため勝ち星もつかなかったが、14奪三振、四死球ゼロはまさに圧巻。8回2死、野村佑希が右翼線に鋭いファウルを放った際には球場が大きなどよめきに包まれたが、最後は見逃し三振に仕留めた。
3日の西武戦から17回1/3、打者52人連続無安打。開幕から4戦連続2ケタ奪三振、オリックス山本由伸に並ぶ25イニング連続奪三振も記録した。前回登板も海を渡り大きな話題となったが、2登板続けての快投に再び米国に衝撃が走った。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」公式インスタグラムは、佐々木の投球を動画で紹介しつつ「これは馬鹿げてる」と投稿文面に記載した。画像内の文章では「20歳のロウキ・ササキの伝説的な投球」「天才が日本のNPBを支配している」と絶賛。米ファンからも「レンジャーズは彼が必要だ」「ヤンキースから国際電話だ」「マジかよ」「メッツ、彼とサインしろ」「ドジャース、契約するんだ!」「信じられないな」「未来のカブスだ」などと、気の早い声が溢れていた。
また「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役の米大リーグ選手や米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏は、佐々木朗の武器の一つである高速フォークに注目した。「ロウキ・ササキの安打不可能なスプリット」と記し、ツイッターに映像を公開。「8回パーフェクト(14奪三振)、完全試合は無傷なまま降板……19奪三振での完全試合の後に。狂気の沙汰だ」と衝撃を受けた様子だった。
(THE ANSWER編集部)