大坂なおみ、元世界1位撃破で苦手克服に自信! 「土への理解を深められている」
アザレンカで世界1位経験者を倒すのは7人目、2回戦は現1位のハレプ
大坂はここまでクレーコートを不得手としていた。だが20歳はスポンジが水を吸収するように、1戦毎に確実に土のコートでの戦い方を習得しつつある。試合を重ねるごとに、経験値を積んでいけることを確信しているようだ。
「クレーコートでは、人によって通常とは異なるわずかな差を生む。誰かはより速くプレーできるし、プレーが遅くなる人もいる。その違いをどれだけ攻略できるか、その方法を見出すことからだと考えている」
一方で大坂自身、まだ心地よくプレーできているわけではないとも語っている。
「この赤い土の上で、多くの選手が成長してきたことも知っている。願わくば、私も彼らと同じくらいクレイコートが心地よいレベルとなることを望んでいる」
アザレンカを撃破し、これで世界1位経験者の撃破は7人目となった。2回戦の相手は現世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)。優勝した3月のBNPパリバ・オープンで破った相手と、再戦することになった。少し鳴りを潜めていた“ナオミ旋風”。ローマの地で吹かせることができるのか、早くも大一番がやってきた。
(THE ANSWER編集部)