ユースのカップ戦で芸術弾

　海外サッカー、スペイン1部のレアル・マドリード下部組織に所属する18歳MF中井卓大が現地時間4月13日、ユース国王杯準決勝のベティス戦に出場し、人生初というフリーキック（FK）でのゴールを達成。雄たけびを上げた歓喜の瞬間に海外ファンから「成長が見られて嬉しいわ」「凄いぞ」と称賛された。

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　意外にも人生初の出来事だった。4-0で迎えた後半アディショナルタイム。FKでキッカーを務めた中井は、ゴール右寄り20メートルほどの位置から右足を振りぬいた。壁の上を抜け、曲がりながら落ちたボールにゴールキーパーは反応しきれず。見事にネットを揺らした中井は、雄たけびとともに右手を突き上げた。

　中井は自身のインスタグラムで実際の動画を公開。文面では「人生で初めて、フリーキック決めました！」と記録を報告した。「次は決勝です。また、次の試合でもベストを尽くせるように頑張ります」と前を向いた。海外ファンから「ゴラッソだ」「美しいね」「成長が見られて嬉しいわ」「凄いぞ」とコメントが寄せられ、レアルの先輩DFマルセロも目がハートになった絵文字で反応していた。