MLBで野手登板 独特すぎるフォームで投じる72キロ遅球が米話題「新しい守護神にして」
11日(日本時間12日)に行われた米大リーグのレイズ―アスレチックス戦で、大差がついたことによりレイズの外野手ブレット・フィリップスが投手としてマウンドに上った。捕手に正対したまま、左足もホームベース方向に向けるという独特過ぎる投球フォーム。米投球分析家が紹介すると、「新しいクローザーにしてくれ」などと米ファンの注目を集めている。
大差がついたレイズ、外野手フィリップスが登板
11日(日本時間12日)に行われた米大リーグのレイズ―アスレチックス戦で、大差がついたことによりレイズの外野手ブレット・フィリップスが投手としてマウンドに上った。捕手に正対したまま、左足もホームベース方向に向けるという独特過ぎる投球フォーム。米投球分析家が紹介すると、「新しいクローザーにしてくれ」などと米ファンの注目を集めている。
目を引くフォームだ。8点差を付けられたレイズは、8回のマウンドに外野手のフィリップスを送った。昨年も1試合1イニングに登板しているが、この日は捕手に正対したまま、左足もホームベース方向に上げてそのまま踏み出すという独特な動きを見せた。球速は45マイル(約72.4キロ)前後。山なりのふんわりとしたボールだが、8回は併殺打を打たせるなど打者3人で終えた。
9回には満塁弾を被弾するなど2回3安打4失点だったが、大差がついたゲームで投手を温存するための役割を果たしたフィリップス。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏はツイッターで動画を公開。「ブレット・フィリップスタニ。ピッチングレジェンド」と、二刀流・大谷翔平の名前にかけて文面で伝えた。
米ファンからも「46マイル!」「(8回終わった時点で)防御率0.00だね」「新しいクローザーにしてくれ」「最高だ」「帽子を取って讃えてる(笑)」などと反響が寄せられていた。試合はレイズが2-13で敗れている。
(THE ANSWER編集部)