鈴木誠也が見せた「他人への配慮だ」 中継カメラに映る“ささやかな善行”が米話題
米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手は10日(日本時間11日)、本拠地ブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。初回にメジャー第1号となる3点本塁打を放つなど、3打数1安打3打点1四球だった。前日の試合では、打席に入る前のネクストバッターズサークルで“整理整頓”するシーンが中継カメラに抜かれたが、球団カメラマンは「これが大好きだ。彼は他人への配慮を見せている」などと注目している。
ネクストバッターズサークルでの光景がにわかに話題
米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手は10日(日本時間11日)、本拠地ブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。初回にメジャー第1号となる3点本塁打を放つなど、3打数1安打3打点1四球だった。前日の試合では、打席に入る前のネクストバッターズサークルで“整理整頓”するシーンが中継カメラに抜かれたが、球団カメラマンは「これが大好きだ。彼は他人への配慮を見せている」などと注目している。
3戦目で待望の初本塁打が生まれた鈴木。ここまで打率.375、打点6を記録し、カブスファンの心を掴んでいる。9日(同10日)の試合では、意外なシーンもフォーカスされていた。
ネクストバッターズサークルでバットにスプレーをかけた鈴木。打席に向かうかと思われたが、その前に倒れていたスプレー2本を拾い上げて、固めて置くように丁寧に整頓したのだった。日本人として珍しくはないものの、ささやかな善い行い。この一部始終が中継カメラに抜かれると、米ファンは反応。実際の映像がツイッター上に拡散された。
カブス傘下の3Aアイオワ・カブスでカメラマンを務めるディラン・ホイヤー氏は、自身のツイッターで引用する形で動画を公開。「これを見たくて巻き戻しした」「これが大好きだ。彼は他人への配慮を見せている。リスペクト」とつづり、鈴木を称賛した。
打席以外での丁寧な姿勢が注目を浴びた背番号27。ツイッター上の米ファンからは「日本人はいつもリスペクトを示している」「この男はワールドシリーズ級」「一流の振舞い」「中継を見て同じことを思っていた」「すぐにファンになった」などの声が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)