賞金女王の稲見萌寧、今季最高の2位で取り戻した笑顔「久しぶりの感じで楽しかった」
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が10日、埼玉・石坂GCで行われた。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は、1イーグル、5バーディー、4ボギーの69で回って通算6アンダー。今季最高の2位で戦いを終えた。前週までの5試合では優勝争いに絡めなかったが、この日はショット、パットともに安定。ホールアウト後は、「久しぶりに楽しかった」と声を弾ませた。優勝は通算9アンダーの上田桃子で、昨年5月のパナソニックオープンレディース以来、1年ぶりのツアー17勝目(海外1勝含む)を飾った。
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日
国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が10日、埼玉・石坂GCで行われた。昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は、1イーグル、5バーディー、4ボギーの69で回って通算6アンダー。今季最高の2位で戦いを終えた。前週までの5試合では優勝争いに絡めなかったが、この日はショット、パットともに安定。ホールアウト後は、「久しぶりに楽しかった」と声を弾ませた。優勝は通算9アンダーの上田桃子で、昨年5月のパナソニックオープンレディース以来、1年ぶりのツアー17勝目(海外1勝含む)を飾った。
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13位から出た稲見は、1番パー5でイーグルを決めた。ピンまで210ヤードの第2打を4メートルにつけ、パットをカップの真ん中から沈めた。3番パー4、4番パー4でもスコアを伸ばし、一気に上位に顔を出した。
その後は3バーディー、4ボギーだったが、ラウンド中は笑顔が絶えなかった。気心知れた臼井麗香と勝みなみと同組になり、「昨日からテンションが上がって、ジュニアの頃のように回れました」。そして、観客から拍手と声援を受けたこともプラスに働いた。
「こういう雰囲気も久しぶりの感じで、楽しかったです」
大会前日は、オフの間に契約した新トレーナーとの契約を解除し、トレーニングの影響で重心や体幹のバランスが崩れたことも示唆した。ゴルフの調子も上がらず、「いろんな意味で悩んでいます」と話していたが、2019年にツアー初優勝を飾ったセンチュリー21レディスと同じ開催コースで堂々の2位。会見では「1週ではまだ自信はつかないので、なるべく続けていきたいです」と笑顔を見せた。
(THE ANSWER編集部)