富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日

　国内女子ゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が10日、埼玉・石坂GCで行われた。13位から出た西郷真央（島津製作所）は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算6アンダーで2位。鈴木愛（2019年）、全美貞（07年）に続く史上3人目の3週連続優勝は逃した。優勝は通算9アンダーの上田桃子。昨年5月のパナソニックオープンレディース以来、約1年ぶりのツアー17勝目（海外1勝含む）となった。

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　西郷は前半を3バーディー、ボギーなしの前半33で回り、6アンダーで首位の上田桃子に2打差に迫った。しかし、後半は1バーディー、1ボギーでスコアを伸ばせなかった。それでも、西郷は「（3週連続優勝を逃して）悔しいというより、14番を3パットのボギーにして、17番でバーディーを取り返したことを含め、自分の成長を感じました」と前向きに話した。

　一方で、連続アンダーパー試合のツアー記録は「29」に伸ばし、いつも通りの安定感を見せた。

【連続アンダーパー試合ランキング】

1位　西郷真央　29試合　21-22年
2位　稲見萌寧　15試合　21年
3位　李知姫　14試合　08-09年
3位　李知姫　14試合　11年
3位　笠りつ子　14試合　16年
3位　申ジエ　14試合　16-17年