19歳ラジオノワ、来季も現役続行へ「大会を恋しいと思っていることに気づいた」
フィギュアスケートの15年世界選手権銅メダリスト、エレーナ・ラジオノワ(ロシア)が来季も現役続行することを表明した。ロシアメディアが伝えている。
ロシアの15年世界選手権銅メダリスト「競技を終える準備ができていない」
フィギュアスケートの15年世界選手権銅メダリスト、エレーナ・ラジオノワ(ロシア)が来季も現役続行することを表明した。ロシアメディアが伝えている。
ロシアスポーツメディア「sports.ru」によると、ラジオノワは「ある時、私はトレーニングや大会を恋しく思っていることに気づきました。競技を終える準備ができていないことに気づいたんです。とにかく私は望む限り滑っていいし、滑っていく。それだけじゃなく、自分のスケートに注ぎ込むモチベーションも力強さも私は持っています」などと語り、来季も競技に挑むことに意欲を燃やしたという。
ラジオノワは13、14年の世界ジュニア選手権を連覇するなど、ジュニア年代から天才少女として脚光を浴びた。シニアでも15年の世界選手権で銅メダルを獲得し、日本のファンにも根強い人気を誇っていた。平昌五輪出場を目指した今季はロシア選手権で10位に終わり、出場権を逃していた。
浅田真央さんのファンとして知られ、今季はグランプリ(GP)シリーズのロシア杯に出場した際に羽生結弦(ANA)との2ショット写真をSNSに掲載して話題を呼ぶなど、日本のスケーターとも交流が深かった。来季は20歳を迎えるシーズン、表現力豊かな持ち前の美しい演技で舞い続ける。
(THE ANSWER編集部)