顔面死球から今季MLB初の乱闘寸前の事態に 米ファン驚き「ヤバイ」「これは恐ろしい」
開幕したばかりの米大リーグで今季初の乱闘寸前の事態となった。8日(日本時間9日)、ナショナルズ―メッツ戦でメッツのフランシスコ・リンドーア内野手が顔面に死球を受け、両軍がベンチを飛び出して一触即発のムードに。最終的に投手は退場処分となった。
ナショナルズ―メッツ戦で一触即発の展開
開幕したばかりの米大リーグで今季初の乱闘寸前の事態となった。8日(日本時間9日)、ナショナルズ―メッツ戦でメッツのフランシスコ・リンドーア内野手が顔面に死球を受け、両軍がベンチを飛び出して一触即発のムードに。最終的に投手は退場処分となった。
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ヒヤリとする場面だった。メッツが1点リードした5回2死二塁、左打席のリンドーアがバントの構えを見せた。しかし、ナショナルズの右腕シーシェクが投じた速球はあろうことか、顔面付近へ。これをよけられず、死球を受けたリンドーアはうつ伏せになり、しばらく立ち上がることができず。メッツのショーウォルター監督がベンチを飛び出すと、これをきっかけに両軍ベンチもグラウンド上へ。激しくもみ合い、乱闘寸前となった。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」ツイッターは実際の様子を掲載。ファンからは「とんでもない球だ」「これは恐ろしい」「こんなの見たくない」「これはヤバイ」「耐えられない」と驚きの声が続々と上がっていた。
その後、退場処分となった投手のシーシェク。ただし、地元放送局「MASN」のマーク・ザッカーバーグ記者は「スティーブ・シーシェクは退場になったが、リンドーアにぶつけたことが原因ではない。その後の行動が原因で退場になった」とツイートし、審判団のコメントを画像で掲載。ベンチに下がることなく、乱闘の方へ向かっていったたためで、死球自体が退場の原因ではないという。
スポーツ専門局「ESPN」によると、試合後に「彼に当ててしまった時、驚いた」と語ったシーシェク。「顔や頭にぶつけたとは思っていない。彼が大丈夫かどうかと思って、(打者の方へ)歩いて行った。でもそれは悪い考えだったと思う。なぜならそれで相手ベンチをエキサイトさせてしまったのだから」と弁明したといい、リンドーアの状態を確認に行こうとしたところ、乱闘に加わったとみなされ、退場処分になったようだ。
試合はメッツが7-3でナショナルズを下している。
(THE ANSWER編集部)