村田&GGG、20億円超の興行 世界戦狙うライト級両者が気合、伊藤「生き様見せる」
ボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦は、9日にさいたまスーパーアリーナで行われる。7日は都内のホテルで会見が行われ、WBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)とIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が出席した。東洋太平洋&WBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチの王者・吉野修一郎(三迫)と元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)も登壇。世界への扉を開く一戦へ意気込みを語った。戦績は30歳の吉野が14勝(11KO)、31歳の伊藤が27勝(15KO)3敗1分け。
村田諒太VSゴロフキンの日本史上最大興行に参戦
ボクシングのWBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦は、9日にさいたまスーパーアリーナで行われる。7日は都内のホテルで会見が行われ、WBAスーパー王者・村田諒太(帝拳)とIBF王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が出席した。東洋太平洋&WBOアジアパシフィックライト級タイトルマッチの王者・吉野修一郎(三迫)と元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(横浜光)も登壇。世界への扉を開く一戦へ意気込みを語った。戦績は30歳の吉野が14勝(11KO)、31歳の伊藤が27勝(15KO)3敗1分け。
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勝てば世界戦に近づく可能性もある生き残りを懸けた一戦だ。試合はメインイベントと同じくPrime Videoで独占生配信。吉野は「凄く光栄なことですし、感謝しかありません」と大型興行参戦に喜び。「普段通りの調整をした。(昨年末の予定から)延期になったので、考える時間が増えましたし、長いラウンドをやってきたのは自分にとって収穫。この試合に勝てば、この先の未来が見えてくる。そこに力が入っている」と将来の世界戦を思い描いた。
伊藤は2018年5月に米国でWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得。同12月に国内で初防衛に成功したが、19年5月にジャメル・ヘリング(米国)に敗れて王座陥落した。1つ上のライト級に転向し、20年12月には三代大訓(ワタナベ)に僅差判定負け。引退か迷った末に現役続行を選び、昨年7月の再起戦で元日本スーパーライト級王者・細川バレンタインを下した。
世界ではタレント揃いのライト級。王座返り咲きを夢の描く伊藤は「もちろん、対策を考えながらやってきましたが、それ以上に自分の状態をベストに持っていくことにフォーカスしてきた。とても良い状態になったと思っています。時間が増えた分、この試合に懸ける気持ちも強くなった」と意欲十分。「リカバリーはゲン担ぎでウナギを夜に食べています。今回もいつも通り食べます」と明かし、こう続けた。
「(ビッグマッチと同じステージで)単純に楽しみ。村田さんは先輩ですし、日本で偉大なボクサー。ゴロフキンという世界的に偉大なボクサーもいる舞台で戦えることが感慨深いです。僕の中でも今まで一番大きな会場。不安とワクワクがあるけど、楽しんでいきたい。ボクシング人生を懸けた試合になる。生き様、覚悟を見せられる試合にしたい」
20億円超とされている日本ボクシング史上最大規模の興行を熱戦で盛り上げる。
(THE ANSWER編集部)