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プロテストの費用は腕で稼げ 女子ゴルフ不合格者144人の大会が7月開催、V賞金300万円

一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)は5日、都内で記者会見を開き、新規ゴルフ大会「ISPS HANDA・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント」(7月13~15日、茨城・太平洋クラブ大洗シャーウッドC)を開催すると発表した。

記者写真に納まる女子選手たちとISPS半田晴久会長(後列左から4人目)
記者写真に納まる女子選手たちとISPS半田晴久会長(後列左から4人目)

「ISPS HANDA・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント」

 一般社団法人国際スポーツ振興協会(ISPS)は5日、都内で記者会見を開き、新規ゴルフ大会「ISPS HANDA・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント」(7月13~15日、茨城・太平洋クラブ大洗シャーウッドC)を開催すると発表した。

 出場枠は144人で、参加資格は2021年に開催された2度の日本女子プロゴルフ(JLPGA)プロテスト不合格者のみ。参加申し込みが定員を超えた場合は、主催者で選抜するとしている。賞金総額は3000万円で、優勝300万円、2位~10位は200万円、予選落ちの61位以下にも一律5万円が設定されている。

 現在のJLPGA規定では、プロテスト合格などで正会員となった選手でなければ、レギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアーおよびツアー予選会(QT)に出場できない。それを踏まえ、ISPSの半田晴久会長は「テストを受けるにも多額な費用がかかる。そして、3日間戦うことが重要。そういう場を不合格者に与えたかった」と開催意図を説明した。

 JLPGA関係外のミニツアーや競技会は他でも開催されてはいるが、賞金額、開催期間ともに異例の規模。今大会に出場予定の吉川くるみは「こういう貴重な大会を開催していただき、すごく感謝しています」と話し、橋添香は「私たちは日々、腕を磨いているので、それを発揮したいと思います」と言葉に力を込めた。

 また、この日は国内男子ツアーのメンバーで構成されるJGTO選手会の谷原秀人会長も登壇。ツアーを活性化させるために、試合練習日の有観客化、託児所の設置、選手のニックネーム募集などを呼び掛けた。

(THE ANSWER編集部)


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