サードでも凄かった― 万能名手の“クモ男的”美技に喝采「相変わらずハビってる」
米大リーグで守備の万能名手がサードで美技を炸裂。痛烈な打球に素早い反応で飛びついて捕球すると、矢のような送球で一塁をアウトにしてみせた。球団の公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ひいきのファンから「まるでスパイダーマンのよう」「魔法使いが現れた」「ハビが相変わらずハビってる」と喝采が沸き起こっている。
名手バエズ、サードで魅せた超美技にファン拍手「まるでスパイダーマン」
米大リーグで守備の万能名手がサードで美技を炸裂。痛烈な打球に素早い反応で飛びついて捕球すると、矢のような送球で一塁をアウトにしてみせた。球団の公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ひいきのファンから「まるでスパイダーマンのよう」「魔法使いが現れた」「ハビが相変わらずハビってる」と喝采が沸き起こっている。
守備の名手はどこを守っても凄い。そんなことを思わせる美技を演じたのは、カブスのハビアー・バエズ内野手だ。
8日(日本時間9日)のマーリンズ戦。4-3と最少リードで迎えた9回1死の守備だ。右打者ロハスは右腕モローの初球を強振。豪快に引っ張った痛烈な打球が、サードのバエズのもとに飛んだ。守っていたのは浅めの位置。打球速度が衰えずに飛んできた。抜ければ、長打確実――。しかし、抜群の身体能力を誇るプエルトリコ人には関係なかった。
持ち前の反射神経で反応すると、ワンバウントして高く弾んだ三塁線際に飛びついた。そして、バネのように懸命に伸ばした左手のグラブに収めてみせた。ただ、バエズの凄さはこれだけではない。振り返って一塁方向に向き直ると、ほぼノーステップで送球。矢のようなノーバウンド送球で見事にアウトを完成させてしまったのだ。
長打になっていれば、土壇場で一打同点のピンチとなっていただけに一躍、スタジアムは熱狂に包まれた。客席のカブスファンは次々と立ち上がって拍手喝采。しかし、当の本人はクールで表情一つ変えることなく、歓声を浴びていた。
カブス公式ツイッターもスーパープレーの瞬間を「ハビどうやったの? 彼がハビだからだ」とのコメントを添え、動画付きで公開。カメラも反応するのがやっとという、チームを救った美技を観たカブスファンから続々と反響が集まっていた。