五輪女王シェルバコワ、世界フィギュアの裏でワリエワに勝利も「誰とも競争してない」
フィギュアスケートのロシア国内大会「チャンネルワン杯」が、母国のウクライナ侵攻によりロシア勢の出場が禁止された世界選手権の裏で行われた。「シェルバコワ」と「コンドラチュク」の2チームが団体戦形式で対戦。27日の女子フリーでは北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワが176.12点を記録。173.88点だった2位カミラ・ワリエワらを上回って1位となり、チームの勝利に貢献した。試合後、ロシアメディアには「誰とも競争意識はなかった」と語っている。
ロシア国内大会「チャンネルワン杯」に出場
フィギュアスケートのロシア国内大会「チャンネルワン杯」が、母国のウクライナ侵攻によりロシア勢の出場が禁止された世界選手権の裏で行われた。「シェルバコワ」と「コンドラチュク」の2チームが団体戦形式で対戦。27日の女子フリーでは北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワが176.12点を記録。173.88点だった2位カミラ・ワリエワらを上回って1位となり、チームの勝利に貢献した。試合後、ロシアメディアには「誰とも競争意識はなかった」と語っている。
五輪女王として注目されたシェルバコワは4回転フリップに着氷するなど、2位ワリエワ、166.23点だったエリザベータ・トゥクタミシェワらを上回ってトップに。自らの名前がついたチームに勝利をもたらした。
この日18歳となったシェルバコワのコメントをロシアメディア「championat.com」が紹介。北京五輪以来の実戦で、ワリエワとの争いにも注目が集まったが、シェルバコワは「私は誰とも競争していなかったように思う」とコメントした。
世界選手権から除外されたロシア勢にとっても、今季はこれが最後の大会となることが濃厚。「これがシーズンで最後の大会であることは分かっていました。私たちの滑りを見て全てのファンの方々が喜ぶよう、彼らに気持ちの良い感情をプレゼントしたかったです」とも語ったという。
(THE ANSWER編集部)