元同僚・涌井秀章の男気に感激 こだわり球場メシ作る元西武40歳「喜ばれるお店を」
嬉しかった涌井の男気、現役時代にも感じた熱い思い
現役選手からも嬉しい協力があった。西武でともにプレーした涌井秀章投手(現楽天)からは、50万円を超える支援を受けた。マウンド上ではポーカーフェイスを貫くが、内に秘めた右腕の熱い思いを、現役時代の米野さんは垣間見ている。
「味方がエラーしても嫌な顔一つせず、逆にギアを一つ入れて抑えようとしていたのは感じていました。今回の件もそうですし、後輩だけど『男気があるなあ』と思いますね。個人的には選手としても応援していますし、恩返ししたい」
2012年、捕手から外野手に転向した米野さんは、ソフトバンクの抑えを務めていたファルケンボーグから劇的な逆転満塁弾を放ち、西武ファンの印象に深く残っている。店に立つと、声をかけられることも多い。「まだオープンして1年ですが、この先も喜ばれるお店作りをして行きたい」。かつて守ったライト後方から、選手たちの活躍も願っている。
(THE ANSWER編集部)