167km剛速球をマークした米21歳大学生に衝撃「シンプルに不公平」「ノーチャンスだ」
米大リーグの開幕が迫る中、米大学野球で超剛速球が生まれた。テネシー大は20日(日本時間21日)、米大学リーグ戦「SECオープニング・ウィークエンド」で南カリフォルニア大と対戦。9回1死から登板した注目右腕ベン・ジョイスが104マイル(約167.4キロ)の直球を投げ込むと、米ファンを「ノーチャンス」「シンプルに不公平」と驚かせた。
テネシー大の21歳、ベン・ジョイスが104マイルを記録
米大リーグの開幕が迫る中、米大学野球で超剛速球が生まれた。テネシー大は20日(日本時間21日)、米大学リーグ戦「SECオープニング・ウィークエンド」で南カリフォルニア大と対戦。9回1死から登板した注目右腕ベン・ジョイスが104マイル(約167.4キロ)の直球を投げ込むと、米ファンを「ノーチャンス」「シンプルに不公平」と驚かせた。
ジョイスの剛腕が唸りを上げた。10-0の9回2死走者なし。左打者に対し、初球は真ん中付近の102マイル(約164.2キロ)で空振り。2球目は103マイル(約165.8キロ)で空を切らせた。3球目はなんと104マイルだ。外角のボール球だったが、米実況も「ワン・オー・フォー(104)。新記録だ」と自己最速更新に興奮。91マイル(約146.5キロ)のチェンジアップをファウルされたのち、最後は102マイルの直球で空振り三振を奪った。
21歳の投球動画を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏がツイッターに公開。文面に「ベン・ジョイスと対戦……地獄の打席だ」とつづった。米ファンから「とんでもない」「クレイジーだ」「ノーチャンスじゃん」「冗談だろ」「すみません……。これは何ですか?」「104はイジメ」「シンプルに不公平」などの驚愕の声が集まった。
2/3回を投げ、無安打1奪三振無四球の無失点で10-0の勝利に貢献。今月2日、ジョイスは地元紙に「最速103.5マイル(約166.6キロ)右腕」として特集を組まれるなど注目を集めていた。
(THE ANSWER編集部)