堀琴音「幸せいっぱいです」 姉・奈津佳に並ぶツアー2勝目「今年は複数回Vが目標」
国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS最終日が20日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われた。首位で出た堀琴音(ダイセル)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダーで優勝。昨年7月のニッポンハムレディス以来、ツアー2勝目を挙げた。
国内女子ツアー第3戦・Tポイント×ENEOS
国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS最終日が20日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われた。首位で出た堀琴音(ダイセル)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算9アンダーで優勝。昨年7月のニッポンハムレディス以来、ツアー2勝目を挙げた。
本人にとっても予想外に早く訪れた2勝目だった。堀は前半を2バーディー、ノーボギーで折り返した。6連続バーディーを記録した19歳ルーキー内田ことこに一時逆転され、終盤は葭葉ルミ、西村優菜と首位で3人並ぶ大混戦となったが、16番パー5でバーディーを奪取。そのまま逃げ切った。
26歳の堀は開幕戦のダイキンオーキッドレディスで13位。2戦目の前週、明治安田生命レディスはサイ・ペイインに次ぐ1打差2位で惜しくも優勝を逃していたが、1週間後の大会で見事に雪辱を果たした。これで姉の29歳・奈津佳と並ぶツアー2勝目となった。
ラウンド後のインタビューは以下の通り。
――今の率直な気持ちは。
「幸せいっぱいです(笑)」
――このギャラリーの方に見守られながらの優勝はどうでしたか。
「最後2パットで優勝という状況で、難しいラインでもなくドキドキしながらいたんですけど、最後2パットで上がれて、その後みなさんに『優勝おめでとう』って言っていただいてうれしい気持ちでいっぱいです」
――1打差ではありましたけどトップでスタートしました。スタートの時のどんなことを考えていましたか。
「初めての単独リーダーでのスタートだったんですけど、自分が追いかける気持ちでいこうと思って頑張りました」
――優勝が見えたなと思った瞬間は。
「いや、最後のカップに入るまでは一つも気を抜くところがなかったので、本当に最後詰めてきました」
――今シーズンの目標は。
「今年は複数回優勝が目標だったので、まずここで今季1勝目挙げられてよかったなと思います。また次に向けて頑張ります」
――テレビ、会場の方へ一言。
「きょう1日中応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。また今季2勝目を目指して頑張りますのでよろしくお願いします」
(THE ANSWER編集部)