平野歩夢の高校同級生・高橋彩華が2位から初Vへ「北京五輪に鳥肌…私もここぞで強気に」
国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS第2日が19日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われた。初日は悪天候の影響で午後6時21分に日没サスペンデッド。ホールアウトできなかった選手が第1ラウンド(R)の残りホールを消化し、その後、全選手が第2Rを実施した。36ホールを終え、1998年度生まれで「黄金世代」の高橋彩華(東芝)が、通算6アンダーで2位につけた。第1Rは12番からの7ホールで1つスコアを伸ばし、第2Rは6バーディー、1ボギーの67で回った。高校の同級生で、北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢に刺激を受けた23歳が、悲願のツアー初優勝を目指す。1打差の首位には、通算7アンダーの堀琴音(ダイセル)が立っている。
国内女子ツアー第3戦・Tポイント×ENEOS
国内女子ゴルフツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOS第2日が19日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で行われた。初日は悪天候の影響で午後6時21分に日没サスペンデッド。ホールアウトできなかった選手が第1ラウンド(R)の残りホールを消化し、その後、全選手が第2Rを実施した。36ホールを終え、1998年度生まれで「黄金世代」の高橋彩華(東芝)が、通算6アンダーで2位につけた。第1Rは12番からの7ホールで1つスコアを伸ばし、第2Rは6バーディー、1ボギーの67で回った。高校の同級生で、北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢に刺激を受けた23歳が、悲願のツアー初優勝を目指す。1打差の首位には、通算7アンダーの堀琴音(ダイセル)が立っている。
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高橋は会見で、「自分のラウンドが思い出せないくらい疲れました」と振り返った。この日は第1R7ホール、第2R18ホールの計25ホールを回ったからだ。しかも、午後からは最大瞬間で秒速13.4メートルの強風が吹く中、「1打1打が精いっぱい」だったが、ミドルパットを立て続けに決めてバーディーを重ねた。
高橋は渋野日向子、勝みなみ、原英莉花らと同じ「黄金世代」で、昨季も幾度となく優勝争いを演じてきた。「いつ勝ってもおかしくない」と言われながら、最終日にスコアを伸ばせない展開が続いている。「今季こそ」の思いで準備をしていた2月、新潟・開志国際高で同級生だった平野が北京五輪で金メダルを獲得した。
「クラスは違って体育の授業で見かける程度でしたが、北京五輪はテレビで見ていました。ラスト1回しかない状況で完璧なプレー(演技)をして金メダルを獲った瞬間を見て、鳥肌が立ちました。そして、『メンタルがすごい』と思いました。私も『ここぞ』という時にあれぐらい強気でいたいです」
首位の堀とは1打差。今こそ「ここぞ」の力を発揮する時。国民的ヒーローとなった同級生の頑張りもパワーに、「黄金世代」10人目のツアー優勝を目指す。
◆「黄金世代」の優勝者
勝みなみ、畑岡奈紗、新垣比菜、大里桃子、河本結、渋野日向子、原英莉花、小祝さくら、浅井咲希
(THE ANSWER編集部)