体育会系と非体育会系、就活→入社後の“ズレ”は体育会系出身の方が大きい傾向
株式会社クリエイトが、サッカーJ1ジュビロ磐田のFW大津祐樹が代表取締役社長を務める株式会社ASSISTが運営するプロジェクト「Football Assist」とのスポンサー契約を締結した。クリエイトは契約にあたり、就職活動に関する意識調査を実施。体育会系部活動出身者の方が就活中と入社後のズレが大きい傾向があることなどを報告した。
(株)クリエイトが意識調査を実施
株式会社クリエイトが、サッカーJ1ジュビロ磐田のFW大津祐樹が代表取締役社長を務める株式会社ASSISTが運営するプロジェクト「Football Assist」とのスポンサー契約を締結した。クリエイトは契約にあたり、就職活動に関する意識調査を実施。体育会系部活動出身者の方が就活中と入社後のズレが大きい傾向があることなどを報告した。
クリエイトが実施した調査はインターネット調査で、全国の20~30歳の男女社会人のうち、大学時代に体育会系に所属してプロを目指していた人(200名)と、大学時代に非体育会出身の人(200名)の計400名を対象に実施した。
就活において「自分の特徴が活かせる企業は見つけられたか?」との質問に、体育会系部活動出身者は70.5%が「見つけられたと思う」と回答。非体育会系出身者の32%を大きく上回った。
しかし、就職後に「就活をやり直したいと感じたか?」との質問には、体育会系部活動出身者の80%が「感じている」「やや感じている」と回答。「自己分析や企業分析に対する考えが甘かった。」、「業界を絞り過ぎずにエントリーするべきだった」と振り返る回答もあり、非体育会系出身者の64.5%を上回った。
調査結果では、就活の開始時期は体育会系部活動出身者の方が早い傾向にありながら、エントリーシートの提出数では54.5%が1~5社であったともしている(体育会系は平均14社、非体育会系出身者は平均20社)。一方で、体育会系部活動出身者は76%が部活動での経験が現在の仕事に繋がっていると回答。具体的に仕事で活かせているスキルでは「コミュニケーション力」が73.7%、「計画力」が42.1%、「伝達力」が40.1%という結果になっている。
「Football Assist」は、現役プロサッカー選手として活躍する大津と酒井宏樹が発起人となり、大学生を支援するため立ち上げたプロジェクト。“イベント支援”“備品支援”“キャリア支援”の3つの事業を柱とし、特に“キャリア支援”では、キャリア形成に役立つ就活イベントの開催や、専属キャリアアドバイザーによる面談やESの添削、企業紹介、面接練習など、きめ細やかな就職サポートを行っていいる。
(THE ANSWER編集部)