2位の大谷翔平を抑えて1位に選ばれたのは? MLBが“2021年最高の瞬間トップ40”を発表
新労使協定を巡る対立で開幕延期となっていた米大リーグは10日(日本時間11日)、メジャーリーグ機構と選手会の間で同協定の締結で合意したことが発表された。MLBは公式YouTubeチャンネルで昨季の“最高の瞬間トップ40”を発表。エンゼルスの大谷翔平投手が2位と11位に選出された。
“リアル二刀流”を解禁したホワイトソックス戦は11位に選出
新労使協定を巡る対立で開幕延期となっていた米大リーグは10日(日本時間11日)、メジャーリーグ機構と選手会の間で同協定の締結で合意したことが発表された。MLBは公式YouTubeチャンネルで昨季の“最高の瞬間トップ40”を発表。エンゼルスの大谷翔平投手が2位と11位に選出された。
開幕前に昨季を振り返ったMLB。「2021年シーズンの“瞬間”トップ40」と題して、盛り上がったシーンを独自に選出。数々の名シーンが続く中、背番号17が最初に登場したのは11位だった。4月4日(日本時間5日)に「2番・投手」として出場し、渡米後初の“リアル二刀流”を解禁した試合。初回に160キロを超える直球を投じると、その裏の打席で137メートルの特大弾を放った。昨季の“大谷伝説”の幕開けを予感させた。
2位はオールスター。ホームランダービーに出場すると、28本を記録し、観客を沸かせた。翌日の球宴ではア・リーグの先発マウンドに立ち、1回を無安打無失点に抑えた。投打で超一流選手たちに立ち向かった歴史的な2日間が選出されたコメント欄には「オオタニのHRダービーがまた見たい」「野球よ、お帰り」「パーフェクトチョイス」「どのシーンも最高」などの声が集まった。
1位に選出されたのは大腸がんの闘病生活を送っていたトレイ・マンシーニ(オリオールズ)が地元ファンの前で復帰した同4月8日の本拠地開幕戦。スタンディングオベーションで迎えられるシーンが収められた。3位は名作映画「フィールド・オブ・ドリームス」のロケ地で開催された同8月12日のヤンキース対ホワイトソックス。両チーム計8本塁打が飛び出した空中戦。ホワイトソックスが劇的なサヨナラ勝利を収めた。
(THE ANSWER編集部)