「黄金世代」10人目V王手の植竹希望 素顔は大のヤクルトファン「川端選手が好きです」
女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディス第2日が12日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われた。3位から出た植竹希望(サーフビバレッジ)は6バーディー、1ボギーの67で回って通算10アンダーとし、単独首位に立った。1998年度生まれの「黄金世代」では既に、勝みなみ、渋野日向子らがツアーを制しているが、植竹が勝てば10人目の優勝者になる。2位は1打差の通算9アンダーで西郷真央(島津製作所)。開幕戦ダイキンオーキッドレディスでツアー初優勝を飾っており、史上3人目の初優勝からの2戦連続Vを目指す。
国内ツアー第2戦・明治安田生命レディス第2日
女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディス第2日が12日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われた。3位から出た植竹希望(サーフビバレッジ)は6バーディー、1ボギーの67で回って通算10アンダーとし、単独首位に立った。1998年度生まれの「黄金世代」では既に、勝みなみ、渋野日向子らがツアーを制しているが、植竹が勝てば10人目の優勝者になる。2位は1打差の通算9アンダーで西郷真央(島津製作所)。開幕戦ダイキンオーキッドレディスでツアー初優勝を飾っており、史上3人目の初優勝からの2戦連続Vを目指す。
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16番パー4。植竹は3.5メートルのスライスラインを読み切って、スコアを10アンダーに伸ばした。混戦から抜け出して単独トップ。昨季、優勝争いは経験しているが、初めて最終日を首位で迎えることになり、「緊張は絶対すると思いますが、集中力を持ってやりたいです。どうなるか楽しみですが、この状況で勝てたらラッキーだとも思います」と言った。
そして、黄金世代10人目のツアー優勝者となる期待がかかっていることを振られると、率直な思いを口にした。
「(その意識が)ないと言ったらウソになりますし、絶対的にあります。ただ、あまり意識しすぎないようにしたいです」
植竹は昨季から「黄金世代で次に優勝する可能性が高い選手」と目されてきた。武器は飛んで曲がらないドライバーショット。昨季のドライバー平均飛距離とフェアウェーキープ率のランキングをポイント化した「トータルドライビング」では3位。パーオン率も5位でその実力には定評がある。
植竹自身も勝利を目指し、タイガー・ウッズのスイング動画を見るなどし、「ドライバーからパットまで同じリズムで打つ意識」を高めてきた。その中で応援しているプロ野球のヤクルトスワローズが、リーグ優勝&日本一を飾ったことに歓喜したことを明かした。
「もう、大ファンです。いつもネット速報と動画、テレビでチェックしています。優勝が決まる日もドキドキしていました。選手の中では、川端(慎吾)選手が好きです。代打の神様です」
ヤクルトの筋金入りのファンであることを初告白した23歳。これからシーズンに入る選手たちへの刺激になるべく、植竹が初優勝を目指す。
◆「黄金世代」の優勝者
勝みなみ、畑岡奈紗、新垣比菜、大里桃子、河本結、渋野日向子、原英莉花、小祝さくら、浅井咲希
(THE ANSWER編集部)