「強豪国の女子だけ失格に…」 スーツ規定違反で涙した失格ドイツ選手が「悪夢」回顧
FISに要望「シーズン後、何かしら動きがないといけない」
「強豪国の女子だけが失格したというのは、この競技にとっても非常に良くないことでした。検査方法が、それまでのワールドカップとは違っていました。なんの事前注意もなくそうなったのです。
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それまでずっと合格していたスーツが突然そうではなくなってしまったのです。カッティングも変えていません。私だけでなくチーム全体に影響が出てしまったことは、本当に残念で仕方ありません」
五輪で突然、検査方法が変わったことについて改めて指摘したアルトハウス。「好ましからぬ理由とはいえ、この一件で女子も注目されるようになった。なにかポジティブにとらえていることは?」という質問には「今のところポジティブなことは何もないです」と否定的だった。
「あるとすれば、今回の件によって何かが変わるかもしれないということでしょうか。規定やスーツのカッティングに変更があるのかどうか分かりませんが、こういうことが二度と起きないようシーズン終了後、何かしら動きがあるようでなければなりません」
個人戦では銀メダルを獲得したものの、混合団体でまさかの憂き目に遭い、涙したアルトハウス。悪夢から1か月経ち、改めてフェアな規定運用について国際スキー連盟(FIS)に対する要望を明かしていた。
(THE ANSWER編集部)