永井花奈が3位発進! 昨年POで稲見萌寧に敗れ2位、4年5か月ぶりVへ「勝ちたいです」
2017年以来の勝利へ「この状況で勝ちたい」
昨年4月から予選落ちが続いた。何が原因か分からない中で、秋には前コーチとの契約を解消。シード落ちが濃厚になり、この日、キャディーバッグを担いだ青山充コーチに師事した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
「まず、『ボールを見過ぎだ。もっと顔を上げてもいい』と言われました。『えっ』と思いましたが、映像を見てみると確かにすごくボールを見ていました。あとは、スイングのテンポが速くなっていました。今は以前のようにゆったりとしたテンポで打てるように練習しています」
ただ、上位争いから遠ざかっていることで、「初日なのに緊張している。それは乗り越えないといけない」と言った。一方で、2017年の樋口久子・三菱電機レディス以来4年5か月ぶりとなる勝利への思いも強くあるという。
「(東日本大震災が起きた)2011年3月11日、私は中学生でした。こうして今があるのは幸せだと思いますし、私の優勝を待ってくれている人もいる。初優勝した時は勢いもありましたが、今はいろいろと考えるようになりましたし、この状況で勝ちたいです。現地に来られない人にも元気を与えたいです」
首位の西木裕紀子とは2打差。相性のいいコースで24歳の永井が復活を期す。
(THE ANSWER編集部)