内村航平引退イベント

　体操男子個人総合で五輪連覇した内村航平（ジョイカル）の引退イベント「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」が12日、東京体育館で行われる。11日、参加選手たちは公開練習を前に会見。内村とともに戦ったメンバーが想いを明かした。

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　リオ五輪、東京五輪に出場した選手たちが内村のために駆け付けた。この日は東京五輪に出場した現役選手も会見。内村に憧れ、追いかけ、未来を託された後輩たちは感謝の気持ちを伝える場所だと強調した。

萱和磨（セントラルスポーツ）
「このような会に航平さんに招待されて大変嬉しく思っています。体操界ではいまだかつてなかったことが行われる。それに対して凄くワクワクしている。明日やりたいのは、一番は航平さんに『お疲れ様でした。ありがとうございました』という感謝の気持ちを演技で表現すること。

　いつもは試合でこの順位になりたい、こういう演技をしたいと思って演技をしていますが、今回はそういう目的じゃない。航平さんに感謝の気持ちを示す。結果じゃなく感謝の気持ちを表す演技をしたい」

北園丈琉（徳洲会）
「僕も航平さんからたくさんのことを教わってきたし、いろんなことを見て学んできた。最後の舞台に立ち会えることを嬉しく思いながら楽しくやりたい。最高の演技をして航平さんに感謝の気持ちを伝えたい。明日は頑張って演技をします。体操を初めて真剣に試合に出始めた時から世界のトップにいる。あんな風になりたいと思って目標にしてきた。そこだけを見て今までやってきた。少しでも追いつけるように頑張っていきたいという想いは変わっていません」