ロシア女子、テニス会場で小さく掲げた“平和の祈り”に注目「侵攻反対の仲間に加入」
テニスのBNPパリバ・オープンは9日(日本時間10日)、米インディアンウェルズで女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク90位のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が同91位のハーモニー・タン(フランス)の途中棄権により2回戦進出を決めた。試合中にはカリンスカの靴に小さく書かれた平和への願いが注目を集めた。
ロシア出身カリンスカヤのシューズに海外記者が脚光
テニスのBNPパリバ・オープンは9日(日本時間10日)、米インディアンウェルズで女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク90位のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)が同91位のハーモニー・タン(フランス)の途中棄権により2回戦進出を決めた。試合中にはカリンスカの靴に小さく書かれた平和への願いが注目を集めた。
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カリンスカヤは第1セットを6-2で奪うと、第2セットを1-0とした時点でタンが棄権した。この日着用したシューズのかかと部分には「NO WAR(戦争をやめて)」の黒い文字が書き込まれており、足元にも注目が集まった。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿するベン・ローゼンバーグ記者は、自身のツイッターに「ロシアのアンナ・カリンスカヤが、メッセージとともにインディアンウェルズの2回戦に進出」とつづって脚光。靴の画像も合わせて公開した。
インド紙「フリープレス・ジャーナル」も「ロシアのアンナ・カリンスカヤが『NO WAR』とシューズに記し、インディアンウェルズで2回戦進出」との見出しで記事を掲載。「彼女は『NO WAR』とシューズに記して、母国のウクライナ侵攻に反対するロシア人アスリートの仲間に加わった」と報じていた。
(THE ANSWER編集部)