11日に国内女子ツアー第2戦・明治安田生命レディス開幕

　女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディスが11日、高知・土佐CCで開幕する。ホステスプロの勝みなみ（明治安田生命）が10日に会見。昨季は期待に応えられずに予選落ちしているだけに、「予選通過、上位、できれば優勝を」と意気込んだ。さらには、今季からスポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」で国内女子ツアーの大半が視聴できることを歓迎。ゴルフファンの広がりに期待した。

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　先週の開幕戦を4位で終えた勝は「去年に比べたら（調子は）いいです」と語った。昨年大会は、気負いと不調も重なって通算9オーバーで予選落ち。ホステスプロとして、その責任は今も感じているようで、「明治安田生命の方に申し訳なかったです。今年は予選通過、上位、できれば優勝を」と目標を口にした。

　この日のプロアマ戦では、同社の根岸秋男会長とラウンド。社をあげて応援されている雰囲気を感じ、「プレッシャーは少しあります。緊張して体に力が入ると思いますが、緊張も味方にすれば、いい位置で回れると思います」と笑みを浮かべた。

　今季ツアーの全38試合中、日本女子オープンとTOTOジャパンクラシックを除く36試合でDAZNのライブ配信が決定。勝は「DAZNでゴルフが見られるのはうれしいことです。私も（登録して）野球、サッカーを見ていますし、これまでゴルフを見ていない方にも興味を持っている機会が増えてうれしいです」と声を弾ませた。

◆今季から明治安田生命の所属になった鶴岡果恋と小倉彩愛も会見

　鶴岡果恋は昨年大会12位で、コースと相性がいいことを口にした。「ドライバーショットを狙うポイントがはっきりしています。グリーンもクラブを落としたら『カン』と音がするぐらいに硬いですが、イメージが出しやすいように感じます」。その上で「2桁アンダーを出して優勝したいです」と高く目標を設定した。

　昨年6月のプロテストに合格した小倉彩愛は、これまでのツアー出場計4試合で予選落ちがなく、今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスでは18位と健闘。所属のプレッシャーについては「ないです」と返し、「家族、知り合いが（地元の岡山県から）応援に来るので、いいプレーをしたいです」と目を輝かせた。