東京五輪唯一のウクライナ金メダリスト ロシア軍の標的となるも「どこにもいかない」
ロシア軍の標的となっても「どこにも行かない」
他の国会議員とともに、侵攻中のロシア軍の標的になっているというベレニウク。自身の机には護身用のピストル3丁と手榴弾を潜ませているそうで「軍事的な経験は全くないけれど、準備をしなければいけない」と語っている。
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国会議員として、現在は割り当て地域の志願兵と軍隊の連絡係が主な任務というベレニウク。ロシア兵が人道物資の搬入を妨害しているために、戦禍に苦しむ市民に食事や水の供給が滞っており、「数日前には、子供が脱水症状で命を落とすこともあった」と悲劇的な状況も明かしたという。
「ロシアは大統領や国会のメンバーを標的にしていると知らされている。なぜなら、彼らの言うことを聞く操り人形を欲しているんだ。しかし、私はキエフ出身。どこにもいかない。大統領もそうだ」
侵攻を受けるキエフに留まるウォロディミル・ゼレンスキー大統領同様に、金メダリストも覚悟を明かしていたという。
(THE ANSWER編集部)