三遊間に内野手3人も… “シフト破り”の痛快サヨナラ勝ち その方法とは?
米大リーグでは大胆な守備陣形がしばしば見られるが、サヨナラの場面で守備シフトを破るサヨナラスクイズが炸裂。痛快なシーンをMLBの動画紹介サイト「Cut4」公式ツイッターが動画付きで紹介するなど、話題を呼んでいる。
延長12回に起きたドラマ…レイズの大胆シフトも、タイガースが逆手に取る
米大リーグでは大胆な守備陣形がしばしば見られるが、サヨナラの場面で守備シフトを破るサヨナラスクイズが炸裂。痛快なシーンをMLBの動画紹介サイト「Cut4」公式ツイッターが動画付きで紹介するなど、話題を呼んでいる。
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痛快な“シフト破り”を決めたのは、タイガースだ。2日(日本時間3日)のレイズ戦、試合は2-2のまま延長戦に突入。迎えた延長12回だった。
先頭ジョーンズが三塁打を放ち、無死三塁のサヨナラ機を迎えた。打席には6番の右打者ヒックス。ここでレイズは勝負に出る。引っ張りを警戒し、三遊間に三塁手、遊撃手、二塁手を並べ、本塁アウトの態勢を作った。一二塁間には一塁手が1人だけだ。
しかし、それを見たヒックスも負けじと、いきなり勝負に出る。1球目、引っかけてゴロを誘う緩い変化球に対し、さっと身をかがめた。スクイズだ。そして、狙いすまして打球を転がしたのは右方向だった。
一塁線に転がった白球。一塁側へのスクイズは投手が処理する決まりだったのか、投手のアンドリースが全速力で駆け寄った。ただ、定位置よりも二塁寄りに構えていた一塁手ミラーも加勢。すると、あろうことか処理の際に2人が交錯してしまったのだ。