高梨沙羅、圧巻Vの裏で今季休養中の盟友ルンビと再会 「With Legend」と歓喜の報告
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は6日、オスロで個人第17戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が合計263.9点で優勝。今季3勝目とともに、W杯通算63勝目を挙げた。その舞台裏で、ライバルであり盟友の女王と再会が実現していた。
W杯個人第17戦で優勝、今季は欠場しているルンビ「再会の喜び」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は6日、オスロで個人第17戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が合計263.9点で優勝。今季3勝目とともに、W杯通算63勝目を挙げた。その舞台裏で、ライバルであり盟友の女王と再会が実現していた。
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強い高梨が帰ってきた。1回目に130メートルでトップに立つと、2回目は128メートルをマーク。北京五輪金メダルのウルシャ・ボガタイ(スロベニア)を2位に抑え、混合団体失格で涙した北京五輪以降2勝目で会心のジャンプを披露した。
その裏で、ある出来事があった。マーレン・ルンビ(ノルウェー)との再会だ。18年平昌五輪金メダリストで17~18年シーズンから3季連続のW杯個人総合女王。高梨に次ぐW杯通算30勝を挙げ、長年に競い合ってきたライバルであり盟友だった。
今季は減量に苦しみ、欠場することを明かしていたルンビ。しかし、地元のノルウェー国内の大会とあって会場を訪れたようだ。インスタグラムでも高梨らとの2ショット写真をアップ。「再会の喜び」と記した。
女子ジャンプ界を牽引してきた2人の共演に、海外ファンから「ヒルサイズの笑顔だ」「2人のクイーン」「私にとってのアイドルたち」「絶対的なレジェンド」「美しい写真だ」との声も上がり、高梨本人も「With Legend(レジェンドと一緒に)」と自身のアカウントで反応した。
北京五輪混合団体の失格に涙した後はインスタグラムで今後の進退を熟慮するようなメッセージを発信していた高梨。北京五輪後2勝目を挙げ、さらにルンビと再会できたことは佳境を迎えた今シーズンの大きな力になりそうだ。
(THE ANSWER編集部)