18歳新人の佐藤心結、祖父の観戦に応える「68」で上位浮上「応援が心強かったです」
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは5日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で第3日が行われた。24位で出た18歳のルーキー・佐藤心結(ニトリ)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算5アンダーにスコアを伸ばした。持ち前の飛距離、高弾道のアイアンショットで18ホール中、17ホールでパーオン。ゴルフを始めるきっかけをくれた71歳の祖父・義雄さんも応援に駆け付け、佐藤は「いいゴルフを見せられました」と喜んだ。
今季開幕戦ダイキンオーキッドレディス第3日
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは5日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で第3日が行われた。24位で出た18歳のルーキー・佐藤心結(ニトリ)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算5アンダーにスコアを伸ばした。持ち前の飛距離、高弾道のアイアンショットで18ホール中、17ホールでパーオン。ゴルフを始めるきっかけをくれた71歳の祖父・義雄さんも応援に駆け付け、佐藤は「いいゴルフを見せられました」と喜んだ。
佐藤が一夜にして復調した。キャディーを務める三觜喜一コーチから「今日は振り切っていこう」と言われた通り、キレのあるスイングを心掛けた。結果、17ホールでパーオン。18番パー5は残り15ヤードの第3打をミスしたものの、エッジから8ヤードの第4打をパターで直接カップイン。4つめのバーディーで締めくくった。
昨夜、駆け付けた祖父、父、兄も拍手。佐藤は「(応援が)心強かったです。いいゴルフを見せられて良かったです」と笑みを浮かべた。
初日に続いて68をマークしたが、「パットは入らなかった」との言葉通り、15、16、17番では3メートル以内のバーディーチャンスを外した。18番では、三觜コーチから「今のアプローチはフォローを出さずにインパクトを意識した方がいい。緩まないように」と指導されたという。最終日、この反省で小技もかみ合えば、佐藤は面白い存在になりそうだ。
(THE ANSWER編集部)