「0.4秒の奇跡」― 44歳右腕の“167キロ捕球”に熱狂「104マイル? それでも遅い」
米大リーグの現役最年長選手がまたまた魅せた。127キロの巨体を誇る右腕が、初速104マイル(約167キロ)のピッチャライナーに反応し、キャッチするスーパープレーが発生。MLB公式ツイッターが動画付きで公開すると、「ビッグセクシーは期待を裏切らない」「私達が必要としているヒーロー」と大反響を呼んでいる。
現役最年長コロン、投手強襲に“神反応”で話題「ビッグセクシーは裏切らない」
米大リーグの現役最年長選手がまたまた魅せた。127キロの巨体を誇る右腕が、初速104マイル(約167キロ)のピッチャライナーに反応し、キャッチするスーパープレーが発生。MLB公式ツイッターが動画付きで公開すると、「ビッグセクシーは期待を裏切らない」「私達が必要としているヒーロー」と大反響を呼んでいる。
127キロが167キロを0.4秒でキャッチした。スーパープレーで話題を呼んでいるのは、レンジャーズの右腕、バートロ・コロン投手だ。
28日(日本時間29日)のブルージェイズ戦。6-2とリードして迎えた6回2死の場面だ。カウント1-2からの6球目、89マイル(約143キロ)の速球を前打席で本塁打を放っている右の強打者ピラーが捉えた。真正面にはじき返した痛烈なライナーが18.44メートル先のコロンを襲う。しかし、だ。
コロンはリリースし、両足を広げ、仁王立ちのような体勢のまま、瞬時に反応。左手のグラブをさっと挙げた。そして、あろうことか、白球をそのままキャッチしてみせたのだ。一躍、熱狂に沸くスタジアム。44歳が見せた驚異の反射神経に思わず、実況、解説も笑い出した。何より捕った本人も「捕っちゃった」とでも言いたげに照れ笑いを浮かべていた。
MLB公式ツイッターは「バットから放たれた104マイル? それでも、バートロには遅い」と打球速度が104マイル(約167キロ)であると伝え、動画付きで公開。映像を観ると、打球を把握して反応していることが見て取れる。しかも打ってから、およそ0.4秒。これは、見事というしかない。