復活Vの高梨沙羅「最後まで飛び続けたい」 謝罪投稿後初のSNS更新「沢山の人に支えられた」
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日、ノルウェー・リレハンメルで個人第14戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が130メートル、132メートルを飛び、合計291.5点で優勝。涙した北京五輪から復帰初戦で、見事今季2勝目を挙げた。試合後、高梨はインスタグラムを更新。「飛ぶことで少しでも応援して下さる皆さまへ何かを与えられることができるなら、最後まで飛び続けたいと思います」などと記した。
涙の北京五輪から復活V、インスタグラムに思い
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は2日、ノルウェー・リレハンメルで個人第14戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)が130メートル、132メートルを飛び、合計291.5点で優勝。涙した北京五輪から復帰初戦で、見事今季2勝目を挙げた。試合後、高梨はインスタグラムを更新。「飛ぶことで少しでも応援して下さる皆さまへ何かを与えられることができるなら、最後まで飛び続けたいと思います」などと記した。
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高梨は北京五輪で個人ノーマルヒル4位。その後行われた混合団体では1回目のジャンプでスーツ規定違反により失格。2回目のジャンプを飛んだ後には涙を流した。約1か月振りの復帰戦では、いずれも130メートルを超えるジャンプで優勝。表彰台では顔をほころばせた。
大会を終え、高梨はインスタグラムを更新。4位でメダルを逃した北京五輪の混合団体から1日が経過した2月8日に、「私の失格のせいで皆の人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」などと謝罪を投稿して以来、初の投稿だった。笑顔の写真とともに英語と日本語でメッセージを記し、日本語では「オリンピック後は、またこの場に立つことを想像できなかったけれど、沢山の方々に支えて頂き戻ってくることができました」と感謝を記した。
2日の試合に関しても「心の整理もつけきれず、試合に出場することも試合当日の朝まで決めかねていました」などと明かした。「それでも進み続けないといけない時があると思うことができ、私自身、ここに立つまでに沢山の人たちのメッセージに励まされ、支えられました。だから今度は飛ぶことで少しでも応援して下さる皆さまへ何かを与えられることができるなら最後まで飛び続けたいと思います」と思いをつづった。
(THE ANSWER編集部)