錦織、「ケイが帰ってきた」 復活の快進撃をATPが特集「彼はこの領域になじみの男」
男子テニスのモンテカルロ・マスターズで世界ランク22位の錦織圭(日清食品)は世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)にストレートで敗れた。4大大会に次ぐ格付けの「マスターズ1000」初制覇を果たせなかったが、ATP公式サイトでは大会の5大ニュースを格付けし「ケイが帰ってきた」と錦織の復調劇を選出している。
ATPが大会5大ニュースを選出、ナダル優勝に次ぐ2番目に錦織の復活劇
男子テニスのモンテカルロ・マスターズで世界ランク22位の錦織圭(日清食品)は世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)にストレートで敗れた。4大大会に次ぐ格付けの「マスターズ1000」初制覇を果たせなかったが、ATP公式サイトでは大会の5大ニュースを格付けし「ケイが帰ってきた」と錦織の復調劇を選出している。
「赤土の帝王」ナダルの大会通算11度目の優勝で幕を閉じたモンテカルロ・マスターズ。ATP公式サイトでは「モンテカルロで我々が学んだ5つの事象」と5大ニュースを特集している。
筆頭に登場したのはやはりナダルだった。「ラファが再びラファした」と見出し付けし、クレーコートで無敵の男の強さを称賛している。
「最高の存在はさらに成長している」と評価されたナダルは「マスターズ1000」の大会で31度目の優勝を飾り、世界ランク12位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)の30回を抜き、単独トップとなった偉業を紹介している。同2位のロジャー・フェデラー(スイス)は優勝27回で3位となっている。
そして2番目のニュースが日本のエースの復調だった。「ケイが帰ってきた。あるいは、とても(完全復活に)近づいている」と故障の悪夢を乗り越えようとしている錦織をクローズアップしている。