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小平奈緒、替え忘れた“黒のサングラス”に込めたゲン担ぎ「結果オーライです」

平昌五輪スピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒(相沢病院)が22日、名古屋市内で行われたアイウェアブランド「オークリー」の新店オープンイベントに登場。ファン30人の前でトークショーを行い、平昌五輪の“サングラス替え忘れ”について思い出を明かした。

名古屋市内で行われたイベントでファン30人を前にトークショーを行った小平奈緒【写真:荒川祐史】
名古屋市内で行われたイベントでファン30人を前にトークショーを行った小平奈緒【写真:荒川祐史】

オークリーの新店オープンイベントに登場、トークショーでファンと交流

 平昌五輪スピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒(相沢病院)が22日、名古屋市内で行われたアイウェアブランド「オークリー」の新店オープンイベントに登場。ファン30人の前でトークショーを行い、平昌五輪の“サングラス替え忘れ”について思い出を明かした。

 小平は自身が契約するオークリーの名古屋・栄の新店オープンイベントに登場し、サングラスとの関係性を語った。初めて競技用サングラスをかけたのは中学生の時。「清水宏保選手がかけていたのを見て、自分も滑っている時の風が気になって親にねだって買ってもらいました。安いものではないので『一生使います』という気持ちで」と笑顔で振り返り、「いつも風で涙が出てしまっていたのが、初めてつけた時に全然出なくて感動しました」という。

 2014年頃から度入りのものに変えた。裸眼ではコーナーのポイント、ゴールラインなどが見えにくいことがあったといい、フォームのバランスを崩し、体が突っ込んで転倒につながるリスクもあった。「度入りに変えてからはどこを見ても綺麗に見える。ストレスが減って、自分の滑りに集中できるようになっています」と結果に結び付けている。「目は唯一、むき出しの臓器と言われているので、ぜひ大事にしてほしい」と呼びかけた。

 最近、大きな話題となったのは平昌五輪でのサングラスだ。1000メートル決勝を鮮やかなカラーリングの黄と橙で滑ったが、500メートルは練習から替えるのを忘れてしまい、黒で挑んだ。だた、黒はサイドのアイコンに金色を施しており「ゲン担ぎもあった」という。「本来は靴と一緒に替えるはずが、忘れてしまって。オークリーの皆さんには申し訳ないけど、(500と1000で)2つのフレームを見てもらうことができて結果オーライです」と話し、笑いを誘った。

 トークショー後には、サイン入り色紙をかけたじゃんけん大会でファンと交流。すでに練習を再開している小平は「筋肉痛の無限ループ状態」と苦笑いしたが、最後は「究極の滑りを磨いていくこと。その先に500メートルの世界記録も見えてくる」と宣言。大きな拍手を浴びていた。

(THE ANSWER編集部)


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