大坂なおみ、凱旋の強烈リターンエース炸裂 大会公式「お手本の様な並外れたパワー」
女子テニスの国別対抗戦フェド杯ワールドグループ2部入れ替え戦の日本―英国は21日、シングルス第1試合で世界ランク22位・大坂なおみ(日清食品)が同77位のヘザー・ワトソン(英国)を6-2、6-3のストレートで下し、日本は先勝した。第1セットにはパワフルなリターンエースが炸裂。大会公式ツイッターも「お手本のような並外れたパワー」と脱帽のコメントとともに動画付きで紹介するなど、久々となった日本のファンに鮮烈な印象を残した。
日本で凱旋1勝、世界77位ワトソンをストレートで圧倒
女子テニスの国別対抗戦フェド杯ワールドグループ2部入れ替え戦の日本―英国は21日、シングルス第1試合で世界ランク22位・大坂なおみ(日清食品)が同77位のヘザー・ワトソン(英国)を6-2、6-3のストレートで下し、日本は先勝した。第1セットにはパワフルなリターンエースが炸裂。大会公式ツイッターも「お手本のような並外れたパワー」と脱帽のコメントとともに動画付きで紹介するなど、久々となった日本のファンに鮮烈な印象を残した。
世界の大坂はやっぱり強かった。第1セット、5-2とリードして迎えた第8ゲーム。ワトソンのサービスだった。センターライン左からクロスに打ち込んできたが、大坂は渾身のバックハンドを繰り出した。サイドライン際から強烈に放ったリターンはさらに鋭角にえぐって対角線へ。ワトソンも懸命に反応したが追いつけず、リターンエースとなった。
ワンプレーで日本のファンをどっと沸かせた大坂はこのゲームをブレークし、第1セットを先取。強烈なリターンエースの瞬間を、大会公式ツイッターは「ナオミ・オオサカがワトソンを相手にオープニングセットでお手本のような並外れたパワー」と試合中に動画付きで速報するなど、注目の高さを見せつけていた。
結局、第2セットも6-3で圧倒。3月にBNPパリバ・オープンで世界トップ選手を次々となぎ倒し、グランドスラムに次ぐ格付けの「プレミア・マンダトリー」を制し、一躍、世界の注目株となった実力をいかんなく発揮。久々となった日本のファンに成長ぶりを披露する結果となった。
(THE ANSWER編集部)