村田諒太、V2戦はベガスでの五輪決勝再現か プロモーター明言「交渉を進めている」
WBA世界ミドル級タイトルマッチが15日、横浜アリーナで行われ、王者・村田諒太(帝拳)が同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)を8回2分56秒TKOで下し、初防衛に成功。同級王座を防衛するのは日本人史上初の快挙となった。村田と契約する大物プロモーターは今夏、ロサンゼルスで、村田が金メダルを獲得した2012年ロンドン五輪決勝の再戦計画をスタートさせたことを明らかにしている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
ラスベガスでの2度目の防衛戦へ向けて、トップランク社CEOは準備をスタートさせた
WBA世界ミドル級タイトルマッチが15日、横浜アリーナで行われ、王者・村田諒太(帝拳)が同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(イタリア)を8回2分56秒TKOで下し、初防衛に成功。同級王座を防衛するのは日本人史上初の快挙となった。村田と契約する大物プロモーターは今夏、ロサンゼルスで、村田が金メダルを獲得した2012年ロンドン五輪決勝の再戦計画をスタートさせたことを明らかにしている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
強烈なパンチ力と鉄壁なディフェンスでブランダムラを下した村田。トップランク社CEOのボブ・アラム氏は、2度目の防衛戦へ向けて動き出している。
「誰もが“見たい”と希望しているファイトは、ムラタと我々がプロモートしているブラジル人との戦いだ。彼は五輪でムラタが金メダルを獲得する間、銀メダルを手にした。ムラタは1ポイント差で勝利した。プロの世界でも偉大なマッチアップになる。このファイトは凄まじい関心を生むだろう。特に日本とブラジルでね」
同メディアによると、アラム氏はこう語っている。2度目の防衛戦はラスベガスのリゾート施設「MGM」を舞台に、8月か9月に行われる予定だという。対戦相手はロンドン五輪ミドル級決勝で金メダルを争ったエスキバ・ファルカン(ブラジル)だ。
村田はロンドン五輪決勝ではファルカンを14-13で破り、金メダルを獲得した。ブラジル五輪委員会が試合結果の見直しを求めたほどの大接戦だったが、大物プロモーターは6年越しの因縁の再戦を計画している。