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「ダイブ後の1.9秒」― 強肩捕手の“大の字送球”にファン興奮「球界最高の捕手だ」

米大リーグでバントフライを捕手がダイビングキャッチし、さらに大の字のような体勢から座ったまま一塁送球して併殺を完成させるビッグプレーが発生。ダイブから送球までおよそ1.9秒で演じた超美技を、MLB公式ツイッターが「なんでプレーだ。冗談だろ」と動画付きで紹介し、目の肥えたメジャーファンに「現時点における、球界史上最高のキャッチャーだ」「捕手としてはこれ以上ない最高のプレーだ」と驚きが広がっている。

パドレスのオースティン・ヘッジス【写真:Getty Images】
パドレスのオースティン・ヘッジス【写真:Getty Images】

バントフライをダイブ好捕→大の字送球で併殺、MLB公式「なんてプレーだ。冗談だろ」

 米大リーグでバントフライを捕手がダイビングキャッチし、さらに大の字のような体勢から座ったまま一塁送球して併殺を完成させるビッグプレーが発生。ダイブから送球までおよそ1.9秒で演じた超美技を、MLB公式ツイッターが「なんでプレーだ。冗談だろ」と動画付きで紹介し、目の肥えたメジャーファンに「現時点における、球界史上最高のキャッチャーだ」「捕手としてはこれ以上ない最高のプレーだ」と驚きが広がっている。

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 一瞬にして一人で併殺を完成させ、興奮をもたらしたのはパドレスの捕手、オースティン・ヘッジスだった。

 12日(日本時間13日)の本拠地ジャイアンツ戦、0-3とビハインドで迎えた3回1死一、三塁のピンチの場面。打席に入った左打者ブランコはセーフティー気味にバントを敢行した。しかし、高めの速球をフライにしてしまった。これに反応したのが、ヘッジスだ。マスクを取ってすばやく打球を確認すると、一塁側後方に向かってダイブ。地面に転がりながらミットに収めてみせた。

 超ファインプレー。ただ、ここまでなら珍しくはない。凄かったのは、次の場面だ。一塁走者は走っており、見逃さなかったヘッジスは仰向けに転がりながらすばやく上体を起こし、一塁ベースを視界にとらえた。地面に尻をついたまま両足を広げながら、一塁手へ向かって送球。正確な送球で悠々とアウトにした。ピンチが一転し、3アウトチェンジ。本拠地が一気に熱狂した。

 大歓声を浴びながら満足げな表情を浮かべるヘッジス。MLB公式ツイッターは「なんてプレーなんだ。冗談だろ、オースティン・ヘッジス」と題し、動画付きで公開。映像を観ると、ダイビングでキャッチしてから上体を起こし、送球するまでおよそ1.9秒。簡単なように見えて反射神経はもちろん、体幹と強肩があってこそなせる技だろう。目の肥えたファンも続々と驚きの声を上げた。

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