二重のマスクにフェイスシールド、完全防備で北京入りする左手に…

　北京五輪のフィギュアスケートで金メダルを目指すネイサン・チェン（米国）が北京に向けて出発。二重のマスクにフェイスシールドと厳戒感染対策を施しているが、その手に持っていた物が「なんで？」「この心の余裕な」と話題になっている。

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　決戦の地、北京へ向かうチェンの手には意外な物があった。黒のリュックを背負い、顔は二重のマスクにフェイスシールドという完全防備を取っているが、左手には黒の大きなギターケースが……。ギターはチェンの趣味であることは知られているが、五輪の合間にも楽しみ、エキシビションで披露されることもあるのだろうか。この様子を米紙「ニューヨークポスト」が紹介した。

　また、ロシアメディア「sports.ru」フィギュア版公式インスタグラムもこれを引用し、ロシアのファンからも「メガネ似合ってる」「みんな陰性でありますように」「できる限りの感染対策をしてほしい」と感染対策に注目が寄せられた一方で、日本のファンからはツイッター上では「なんでギター持ってるの？」「この心の余裕な」「いかにもネイサンで愛おしい」「ギター持参かっこよすぎ」とギター持参が話題になっていた。

　チェンは初出場した平昌五輪もメダル候補として期待されながらショートプログラム（SP）の出遅れが響いて5位。自身のルーツである中国で行われる2度目の五輪。3連覇を目指す羽生結弦（ANA）の最大のライバルと目されるが、ギターでリラックスしながら本来の力を発揮したいところだ。