15歳ワリエワらと25歳で代表争ったリーザ 元世界女王が敬意「全女子選手のお手本です」
フィギュアスケートの北京五輪ロシア代表が20日に発表され、女子はロシア選手権と欧州選手権を制した15歳のカミラ・ワリエワら、15~17歳の3人に決まった。惜しくも代表から漏れ、補欠となったエリザベータ・トゥクタミシェワに対し、ロシア国内から「彼女はフィギュアスケートにおいてすぐに消える幻ではない」など労いと功績を称える声が上がっている。
北京五輪代表補欠トゥクタミシェワにブッテルスカヤ氏らが称賛の声
フィギュアスケートの北京五輪ロシア代表が20日に発表され、女子はロシア選手権と欧州選手権を制した15歳のカミラ・ワリエワら、15~17歳の3人に決まった。惜しくも代表から漏れ、補欠となったエリザベータ・トゥクタミシェワに対し、ロシア国内から「彼女はフィギュアスケートにおいてすぐに消える幻ではない」など労いと功績を称える声が上がっている。
ロシア紙「スポルトエクスプレス」は元世界女王のマリア・ブッテルスカヤ氏の代表メンバーに対するコメントを「イズベスチア」を引用する形で掲載。「ブッテルスカヤ氏はエリザベータ・トゥクタミシェワヘの尊敬を表した」と触れ、紹介している。
「リーザは我々のすべての女子ジュニア選手とっての手本です」と語ったブッテルスカヤ氏。「25歳で彼女は新しいエレメンツを習得し続け、すべてにおいて上達しています。彼女はフィギュアスケートにおいて速やかになくなる幻ではなく、押しも押されもせぬスケーターです。それほど長く活躍していて高い結果を見せている人はとても偉いです」とし、10代で競技を離れる選手が多いロシアで輝き続けていることに触れた。
「ええ、オリンピックには行けなかったけど、彼女の演技で2021年の世界選手権はどれほど輝かしかったでしょう!」と称賛。24歳だった昨年の世界選手権で多くの10代選手に競り勝って銀メダルを獲得し、大会を盛り上げたことを改めて評価した。