5連続池ポチャで13の大叩き… 前年覇者の悲劇に米も困惑「ゴルフは気まぐれ」
米男子ゴルフの4大メジャー初戦、マスターズ(オーガスタ・ナショナルGC)が現地時間5日、開幕。昨年大会覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)の池ポチャ5連発の悲劇が話題を呼んでいる。
前年覇者のガルシアが15番で池ポチャ5発で13打大叩き、米メディアが動画を公開
米男子ゴルフの4大メジャー初戦、マスターズ(オーガスタ・ナショナルGC)が現地時間5日、開幕。昨年大会覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)の池ポチャ5連発の悲劇が話題を呼んでいる。
悲劇としか言いようがない。ディフェンディングチャンピオン・ガルシアが歴史に残る大叩きを演じてしまった。打てど打てど、オーガスタの高速グリーン上で止まらない。この一部始終を米メディア「12up」が動画で公開している。
“神の子”ガルシアが神から見放された。舞台は15番パー5。悲劇の始まりは2オンを狙った第2打を池に落としてしまったことから始まった。池の手前にドロップしての約90ヤードからの打ち直し、第4打はピンの手前に着弾するも、そこから急激な下りによって再び池ポチャ。
6打目、8打目、10打目……、まるでリプレイのように悲劇は続く。ナイスショットでグリーンに落としているはずが、池方向へ下っている急坂によって水の中へ消えていった。10打目の後、ガルシアはクラブから手を放してボールが池に吸い込まれるのを確認すると、苦笑いともあきらめともつかない複雑な表情を浮かべていた。
12打目でようやく、グリーンに残し、パットを沈め、結局このホールで「13」の大叩き。1ホールでの13打は、マスターズでの歴代ワーストタイ記録だった。歓喜の主役は1年で悲劇の主役となってしまった。