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羽生結弦は「必見」と中国紙が絶賛 一方で“名シーン”を「見られないのだ」と嘆きも

フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)は昨年12月の全日本選手権で優勝し、北京五輪代表に選出された。2月4日に開幕が迫る中、開催地の中国メディアも「必見のアスリート」として特集。94年ぶりの男子フィギュア3連覇を目指す羽生に、注目度が高まっている。

羽生結弦【写真:AP】
羽生結弦【写真:AP】

平昌五輪では見られた光景「ファンが不在のため…」

 フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)は昨年12月の全日本選手権で優勝し、北京五輪代表に選出された。2月4日に開幕が迫る中、開催地の中国メディアも「必見のアスリート」として特集。94年ぶりの男子フィギュア3連覇を目指す羽生に、注目度が高まっている。

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「北京2022で必見のアスリート」として羽生の記事を掲載したのは、中国地元紙「環球時報」英語版の「グローバル・タイムズ」だった。記事では「氷上最大のスター。2月の北京五輪で再び輝こうとしている」と紹介。そして「冬季五輪で最も圧倒的なメダリスト大本命」とまで評価している。

 同紙は実力に加えて、絶大な人気にも注目。「日本スポーツ界で最も傑出したアスリートの1人で、スポーツ界で最も熱心なファンの持ち主でもある」と伝えた。一方で、こんな嘆きも記している。

「悲しいことに、2月のアイスキューブ(北京五輪公式アリーナ)では国外のファンが不在となるために、ハニュウが3度目の金メダルを獲得時に大量のクマのぬいぐるみがリンクに降り注がれるシーンを我々は見ることができないのだ」

「くまのプーさん」のぬいぐるみが、観客からシャワーのようにリンクに投げ入れられる光景。2018年の平昌五輪でも羽生の演技後にこの光景が見られ、海外メディアが五輪の名シーンにも選出していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中国で見ることはできないと伝えている。

(THE ANSWER編集部)


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