ゾーンに入った松山英樹の激熱パット 米放送局は予言者称賛「ナカジマは正しかった」
米男子ゴルフのソニー・オープン(ハワイ州ワイアラエCC、7044ヤード、パー70)は第3日、5位から出た松山英樹(LEXUS)が7バーディー、ノーボギーで大会自己ベスト「63」をマーク。スコアを7つ伸ばし、通算16アンダーの2位に浮上した。米メディアは「ゾーンに入っている」「激熱なパットを決めて最終日へ」と称賛した。
米ゴルフチャンネル「ゾーンに入っているヒデキ・マツヤマ」
米男子ゴルフのソニー・オープン(ハワイ州ワイアラエCC、7044ヤード、パー70)は第3日、5位から出た松山英樹(LEXUS)が7バーディー、ノーボギーで大会自己ベスト「63」をマーク。スコアを7つ伸ばし、通算16アンダーの2位に浮上した。米メディアは「ゾーンに入っている」「激熱なパットを決めて最終日へ」と称賛した。
この日を象徴するシーンだった。最終18番パー5のバーディーパット、6メートルの距離を完璧に決めた。マスターズ王者の底力でハワイのギャラリーを沸かせたが、表情ひとつ変えず。この日のベストスコア「63」で首位と2打差に迫った。
そんな松山を米専門局「ゴルフチャンネル」が特集。「ゾーンに入っているヒデキ・マツヤマ、激熱なパットを決めて最終日へ」と見出しを打った。紹介したのは同じ5位につけていたアマチュアの中島啓太がラウンド前につぶやいた出来事。「自分のアイドルであるマツヤマに感嘆せざるを得なかった」と記し、中島は「ゾーンに入っています」と話したという。その様子はPGA公式ツイッターでも紹介されている。
「そしてナカジマは正しかった」と同局は中島の“予言”通り活躍し、次々と難しいパットを沈めた松山のプレーぶりを紹介した。優勝すれば米ツアー通算8勝目とともに、2022年初Vとなる。残すはあと1日、好調なパットを後押しに頂点を狙う。
(THE ANSWER編集部)