ハリル日本、元イングランド代表FWが問題点を指摘 「日本人は礼儀正しいから…」
サッカーは日本では“試合”、欧州では“戦争”、認識の違いが問題点に
ピッチ上でも、日本人選手が礼儀正しさを失わないことに触れながら、こう続けている。
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「思うに、日本はサッカーを“試合”として認識しているんだろう。欧州やイングランドでは、サッカーは“生きるか死ぬか”だからね。勝ち点を奪うためにはどんなことだってしなければならないんだ。もし仲の良い友達と対戦することになっても、一切口を利くことはない。選手を蹴っても、ピッチに倒れたままその場を去る。相手を蹴落とし優位に立つことを試み続けるんだ」
日本人にとってサッカーはあくまで試合。ジェイが語るように、欧州のような生死をかけた“戦争”ではない。サッカーに限らず、日本人は対戦相手をリスペクトし過ぎる面があり、記事では、その心の持ちようが国同士の対戦においては問題点ともなりえると指摘している。
「厳密に言えば、日本人はとても良いプレーヤーだ。しかし、日本代表における弱点となっているのは、メンタリティーだ。彼らはサッカーを試合だと捉えている。無礼に思われるかもしれないが、日本はタイやイランのようなチームと戦っているわけだから、毎大会で自分たちこそ上に立つ立場だということを自負して示していかなければならない。僕は、2002年に韓国がW杯で成し遂げたことを日本にやってほしいんだ。彼らでも、ベスト4まで行けたんだから」
磐田、札幌と今季で日本でのプレーは4シーズン目。日本への愛着も生まれたジェイは、ハリルジャパンにも熱視線を送っている。日韓共催だった2002年大会で4強まで進んだ韓国の再現を期待しているが、そのためにはアジアの盟主としての立場を強く意識することが大事だと力説。前評判を裏切る、ロシアでの旋風にエールを送っていた。
(THE ANSWER編集部)