ハリル日本、元イングランド代表FWが問題点を指摘 「日本人は礼儀正しいから…」
サッカーロシアW杯まであと2か月と少しに迫った。日本代表は3月に行われた親善試合2試合で1敗1分け。得点力不足、守備での課題などは改善されず、不安が残っている。日本でプレーする元イングランド代表FWが、イングランドと日本の文化の違いに言及。日本人の“礼儀正しさ”こそがサッカーでは弱点になると指摘している。開催地ロシアメディアが報じている。
J1札幌の元イングランド代表FWジェイが日本の問題点を指摘
サッカーロシアW杯まであと2か月と少しに迫った。日本代表は3月に行われた親善試合2試合で1敗1分け。得点力不足、守備での課題などは改善されず、不安が残っている。日本でプレーする元イングランド代表FWが、イングランドと日本の文化の違いに言及。日本人の“礼儀正しさ”こそがサッカーでは弱点になると指摘している。開催地ロシアメディアが報じている。
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国際親善試合でいまだ課題を残しているハリルジャパン。ロシア放送局「RT」は現在J1札幌で活躍する元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドを取材し、日本サッカーの問題点をあぶりだしている。
「『日本人に転倒させられた時、彼らは謝罪し手を差し伸べてくれる』元イングランド代表ジェイ・ボスロイド」
同局は、こう見出しをつけて特集している。記事では「2015年から日本でプレーしているジェイは、尊重を重んじる国の文化がピッチにも反映していると言及した。これは、欧州からやってきた選手たちをよく驚かせることだ」と伝え、日本人の美徳である相手への尊重、礼儀正しさが試合中のピッチにも持ち込まれることに驚く外国人選手が多いという。
イングランドで12シーズン。イタリアやタイでもプレーしてきた35歳のジェイにとっても、日本での体験は驚きの連続だったようだ。こうコメントしている。
「私が初めて来日した時、“さん”は“ミスター”という意味であると教えてくれた。それがピッチの時でさえ、日本人選手が僕を転倒させたり蹴ってしまったりした際に『ジェイさん、ごめんなさい』『すみません、ごめんなさい』、そう言って彼らは僕に手を差し伸べて起き上がらせてくれる」