大坂なおみ、米国の名手たちがそのポテンシャルを絶賛 「彼女に限界はありません」
テニスのボルボ・カー・オープンは2日(日本時間3日)、女子シングルスの1回戦を行い、世界ランク21位の大坂なおみ(日清食品)が同82位のジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-4のストレートで破り、2回戦進出を決めた。キャリア2度目の優勝を目指す女子テニス界の新星を、元世界ランク1位で国際テニス殿堂入りを果たしている名手らが称賛。日本人初のグランドスラム優勝の偉業を今年果たす可能性を指摘している。
初戦突破の大坂を、リンゼイ・ダベンポートら米国の名手が絶賛
テニスのボルボ・カー・オープンは2日(日本時間3日)、女子シングルスの1回戦を行い、世界ランク21位の大坂なおみ(日清食品)が同82位のジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-4のストレートで破り、2回戦進出を決めた。キャリア2度目の優勝を目指す女子テニス界の新星を、元世界ランク1位で国際テニス殿堂入りを果たしている名手らが称賛。日本人初のグランドスラム優勝の偉業を今年果たす可能性を指摘している。
現地で大会を中継している「テニスチャンネル」で最大の注目を集めているのは大坂だった。
「テニスチャンネル」で解説を務める、世界ランク最高6位のチャンダ・ルビンさん(米国)は「インディアンウェルズ(BNPパリバオープンの舞台)がWTAツアー初優勝でした。本当にアメージングです。スター誕生の瞬間ですね」と語り、女子テニス界の新星と認めた。
同じく解説を務める、グランドスラム優勝3回で14年に国際テニス殿堂入りを果たしたリンゼイ・ダベンポートさん(米国)も「彼女はやりました。ナオミ・オオサカは最も躍進している選手です」と同調。そして、ナオミの進化について独自の考察を示している。
「2018年シーズンは、より自信と冷静さを示しています。自分のテニスをいかにプレーすべきか、これまで以上に理解しているようです。彼女は偉大なアスリートですが、今では勝負をかける正しいタイミングを待つことができています。それが今年ここまでの成功につながっています」