大坂なおみ、客席まで飛び込む強烈スマッシュにWTA興奮 「ナオミから最高の期待感」
テニスのボルボ・カー・オープンは2日(日本時間3日)、女子シングルスの1回戦を行い、世界ランク21位の大坂なおみ(日清食品)が同82位のジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-4のストレートで破り、2回戦進出を決めた。WTA公式ツイッターは客席までボールが飛び込む強烈なスマッシュを動画で公開。そのパワフルさが話題を集めている。
大坂はクレーコートでの今季初戦でストレート勝ち、土の上でもパワフルなショットを披露
テニスのボルボ・カー・オープンは2日(日本時間3日)、女子シングルスの1回戦を行い、世界ランク21位の大坂なおみ(日清食品)が同82位のジェニファー・ブレイディ(米国)を6-4、6-4のストレートで破り、2回戦進出を決めた。WTA公式ツイッターは客席までボールが飛び込む強烈なスマッシュを動画で公開。そのパワフルさが話題を集めている。
大坂が土のコートで再び快進撃をスタートさせる。第2セット、3-2とリードしての大坂のサービスゲームだった。強烈なサーブを打ち込みアドバンテージを握ると、強烈なフォアで相手を追い込んだ。ブレイディは懸命にリターンするのが精いっぱい。ネット際にふわりと戻ってきたチャンスボールを、思い切り対角線上に叩き込んだ。
相手のブレイディはピクリとも動かない。ボールは大きく弾み、客席まで到達。思わず観客の少年が驚いていた。大坂のパワーはクレーコートでも健在だった。
WTAは強烈なスマッシュを「ナオミ・オオサカから最高の期待感!」とつづり、動画で公開。また大会公式ツイッターも試合後、「並外れて傑出したオオサカ!ナオミ・オオサカは勝ち進み、BNPパリバ・オープンと同様にボルボ・カー・オープンのトロフィーを掴み取ることができるだろうか?」と伝え、大会サイドも大きな期待をかけている様子だ。
BNPパリバ・オープンで4大大会に次ぐカテゴリーの「プレミア・マンダトリー」を日本人で初めて制覇。続くマイアミオープンでも憧れのセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破るなど、その勢いは今や女子テニス界屈指。全仏オープンへとつながるクレーコートでも結果を残せるか、注目度合はますます高まっている。
(THE ANSWER編集部)